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火災2020.07.10

患者の安全が最優先?手術室で考えるべき最適火災対策とは

手術室における火災事例について耳にしたことがあるだろうか。一見火災と無縁と思われる手術室においても、実は少なからずも火災事例が存在する。初期対応を誤ると患者や医療スタッフの生命を脅かすことに繋がるので、正しい火災対策を知っておく必要がある。今回は手術室に特化した火災対策について考えていきたい。

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手術室の環境特性

手術室は体へメスを入れる作業を伴うことから病院の中でもトップクラスのクリーン度を保っていることが特徴である。手術室で火災が発生した際に消火活動を行う医師や看護師は、常時手術着および内履きを着用していることから、普段より行動も制限されることが考えられる。さらに、火災発生リスクの観点で見ると、手術室では医療用として用いるため酸素濃度が高いこと、可燃性の医療資機材や消毒用アルコールを多量に用いること、発火元となる電気メスなどの医療機器を使用することが火災要因として挙げられる。さらにスプリンクラー設備を法律上設置しないことから消火活動は消火器に限定されるのが現状である。それでは、手術室における火災事例はどのようなものがあるかについて紹介したい。

【手術室における火災事例】

過去の火災事例において、手術中に使用していた電気メスの火花が消毒用アルコールへ引火し、患者に掛けられていたドレープ(覆布)が燃えるといったものが挙げられる。この場合、消火器による初期消火が一般的ではあるが、間に合わない場合は生理食塩水を撒くことにより緊急消火をおこなうこともある。いずれにせよ、可燃性のドレープは患者の生身に体の上に敷かれているので、初期消火が遅れることで熱傷が進行してしまうため一刻を争うことになる。

【手術室における消火器使用】

まずは法的安全対策として、手術室に対する消火器基準は存在しない。大抵の場合は手術室前室や廊下などの周辺に設置されたABC粉末消火器を可燃性のドレープへ放射し消火活動を行うこととなる。しかしながら、手術中の火災発生であることから、電気メスにより皮膚が切開された状態に粉末消火薬剤を放射することが最善かと言われれば、決して望ましい消火方法ではないと考える。手術中には水分も多くも使用されるのでABC粉末消火薬剤は水と反応し弱酸性の性状となることから、人体へ影響を及ぼす可能性も考えられる。

より良い火災対策

それでは手術室に対する火災対策はどのように考えればよいか。最も優先すべきは消火器使用後であっても患者が「より安全な状態であること」ではないだろうか。世の中に普及しているABC粉末消火器に使用されている粉末消火薬剤は、消火能力と市場における流通性の高さから法定設置に選ばれることが多い。しかしながら、今回は手術室内という特異な環境であることから、万が一誤放射が発生したとしても、安全に消火でき、患者への影響を最小限に留めることが最適な消火器選定を行う上で重要ではないだろうか。

参考までに、米国麻酔科学会(American Society of Anesthesiologists:ASA)によるガイドラインによると、手術室に設置すべき消火器は二酸化炭素消火器と記載されている。手術室に最適な消火器には一長一短があるものの、医療先進国である米国で上記のような選択をしていることを情報として付け加えたい。

最適消火器のご紹介

以上を踏まえ、当社が考える手術室への最適消火器をご紹介したい。

最適消火器:二酸化炭素消火器

最大の特徴:不活性で安定した二酸化炭素消火薬剤を使用しているので、金属・電気機器類・油に対して化学変化を及ぼさず、すべて気化することから放射後に手術室内に何も残さないクリーン消火が可能。

製品紹介ページ:https://hatsuta.co.jp/fire_extinguisher/co2.php

「標準仕様書」「取扱説明書」などはこちらよりご覧頂けます。

製品画像はこちら

プロモーションビデオはこちら <下記画面をクリック>

 

お客様の声

手術室への火災対策として実際に以下のようなご相談を頂いているので、代表的なものをご紹介したい。いずれのお客様も火災を何とかしたい思いもさることながら、消火器使用者のみならず患者の安全を最優先で確保をしたいという思いが強いと感じて頂けるのではないだろうか。

CASE.1 某病院様

『手術室についても、ABC粉末消火器で問題ないと思っていた。患者の安全性向上のためにも二酸化炭素消火器を導入したい。』

CASE.2 某病院様

『手術室火災は対岸の火事ではなく、手順を怠れば容易に起こり得る火災事例だ。いざというときに安全に消火活動を行うためにも二酸化炭素消火器を使用したい。』

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