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火災2020.07.08

塗装設備への最適消火器はこれだ!

塗料を扱う場所では、火災時に引火しやすく一気に火災が拡大するおそれがあり、塗料の取り扱いには充分注意が必要です
初期消火には消火器が有効ですが、設置場所がわからなかったりすると、初期消火に失敗し火災が拡大してしまいます。
ここでは、塗装設備に最適な消火器をご提案しております。塗装設備用としてご検討の参考にしていただければと思います。

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塗装設備での火災

下記に記載しているものは、塗装設備で扱う危険物です。火災の危険性が高いものとなります。

      品名   種類      指定数量
ラッカーシイナー等第一石油類200ℓ(水溶性400ℓ)
合成樹脂クリヤー塗料第二石油類1,000ℓ(水溶性2,000ℓ)
合成樹脂エナメル塗料第三石油類2,000ℓ(水溶性 4,000ℓ)

第一石油類・・・1気圧で引火点が21度未満
第二石油類・・・1気圧で引火点が21度以上70度未満
第三石油類・・・1気圧で引火点が70度以上200度未満
引火点が低い、第一石油類、第二石油類はもちろん、第三石油類も一度引火し液体温度が上昇すると、消火することは難しいです。どのような火災でも初期消火は延焼防止を防ぐ重要な要因になりますが、危険物はさらに消火器による初期消火が重要になります。
塗料は非常に危険性のあるもです、取り扱いには充分ご注意願います。

火災事例

静電気による出火
塗料をスプレーガンに注入する作業中に、塗料に含まれる有機溶剤の可燃性蒸気が発生し、それに何らかの原因で着火し火災になった。着火源としては、塗料の攪拌中に発生した静電気、作業服で発生した静電気、スプレーガンからの放電火花。

摩擦熱による出火
排気ファンモーターの摩擦熱で塗装ブースから出火し、塗装ブース機械・建物のダクト・屋根・半製品等が焼損。

塗装設備に最適な消火器のご紹介。

消火器にも、色々な種類があります、水・泡・ガス・粉などがあり、それぞれメリット・デメリットがあります。
ここでは、火災リスクの高い塗装ブース向け消火器をご紹介いたします。

1.蓄圧式ABC粉末消火器(普通<A>、油<B>、電気<C>火災用)

万能型タイプで、普通<A>、油<B>、電気<C>の火災に対応しており、一般的に普及している消火器です。

プロモーションビデオはコチラ <下記画面をクリック>

2.機械泡(水性膜)消火器(普通<A>、油<B>火災用)

特に油火災の消火にすぐれ、発泡器で泡を発泡させて消火します。油火災における再着火防止性に優れ、従来の化学泡消火器の数倍の能力があります。耐アルコール火災にも抜群の効力を持つタイプをラインナップ。

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3.高性能蓄圧式ABC粉末消火器(普通<A>、油<B>、電気<C>火災用)

万能型タイプの、油<B>火災を強化した高性能タイプとなります。

4.車載式大型蓄圧式ABC粉末消火器(普通<A>、油<B>、電気<C>火災用)

危険物施設では、第4種消火設備に分類され、50型、100型と通称され、パワフルでひとクラス上の消火能力があります。

 

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