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工場で製造した製品が世の中に出たときに確実な機能を発揮するために、出荷前に綿密な確認をおこなう『測定・分析工程』はものづくりの重要なプロセスである。さらに詳細なデータ測定をおこなうための測定・分析機器はより複雑高度化し、より高額なものとなっている。今回は測定・分析機器エリアへの最適な火災対策としてどのような消火器を検討すべきかについて考えていきたい。
一般的に工場内における測定・分析エリアは製造工程の中に並んでいるのではなく、別室でおこなっているケースが比較的多く見受けられる。これには下記のような理由が考えられる。
①測定・分析工程に異物が混入しないようにするため ②使用する測定・分析機器がいずれも高額な機器であるため |
工場の製造品目によっては、この工程そのものをより異物に対して厳重なクリーンルーム内に配置してしまうケースもあるが、総じて測定・分析工程は通常の環境と比較し、若干のクリーン度を要求される傾向にある。また、高額機器については、工場内の資産となるため、火災発生時に火は消すことができても、副次的に消火薬剤などで機器が破損してしまってはそれが最適な火災対策としては十分であるとは言えないと考える。
それでは、測定・分析エリアに対する火災対策はどのように考えればよいか。測定・分析機器は一般的な電気設備・機器となるため、火災の種類としては、A火災(普通火災)とC火災(電気火災)となる。よって、法的に設置すべき消火器は最も汎用性の高いABC粉末消火器であるケースが多いのが現状である。世の中に最も普及しているABC粉末消火器に使用されている粉末消火薬剤は、消火能力と市場における流通性の高さから法定設置に選ばれることが多い。しかしながら、今回は高額の測定・分析機器が対象であることから、万が一誤放射が発生したとしても、機器の損害を最小限に留め、早期復旧を見据える必要がある。火災が発生したとしても高額機器は何としても守るべきという目線に持てば、より最適な消火器選定を検討すべきであると考えて頂けるのではないだろうか。
以上を踏まえ、当社が考える測定・分析エリアへの最適消火器をご紹介したい。
最適消火器:ピュアウォーター消火器
最大の特徴:製造の段階から不純物を取り除いた純水ベースの水系消火薬剤は、電気伝導率が10μS/Cmと極めて低く測定・分析に使用する電気機器へ向けて躊躇なく放射することが可能。
製品紹介ページ:https://hatsuta.co.jp/fire_extinguisher/sus_purewater.php
「標準仕様書」「取扱説明書」などはこちらよりご覧頂けます。
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測定・分析エリアへの火災対策として実際に以下のようなご相談を頂いているので、代表的なものをご紹介したい。
いずれのお客様も火災を何とかしたい思いもさることながら、高額機器への影響を極限までゼロにしたいという思いが強いのを感じて頂けるのではないだろうか。
『高額な三次元測定機を火災時に守りたいのでピュアウォーター消火器を専用で置きたい。』
『火災時に複数台ある恒温槽を破損させたくないのでピュアウォーター消火器を測定室に専用で置きたい。』
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