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制御盤の「見えない火種」を封じ込める。トラッキング火災のリスクと革新的な解決策

企業の防災担当者の皆様、自社の工場やオフィスにある「制御盤」や「配電盤」の中を最後に確認したのはいつでしょうか。

「扉が閉まっているから安全」「定期点検をしているから大丈夫」と思われがちですが、実はそこにはトラッキング火災という、防ぐことが非常に困難な火災リスクが潜んでいます。一度火災が発生すれば、設備の焼損だけでなく、生産ラインの停止、顧客への納期遅延、さらには企業の社会的信用の失墜といった甚大な被害をもたらします。

本記事では、制御盤内で発生するトラッキング火災のメカニズムを解説し、その対策として防災のプロである私たちがお勧めする、TOPPAN様の消火フィルム「FSfilm®」の導入メリットについて詳しくご紹介します。

    なぜ制御盤で火災が起きるのか?「トラッキング現象」の恐怖

    トラッキング火災とは、コンセントや電装部品の隙間に付着したホコリが湿気を吸い、そこで微細な放電が繰り返されることで炭化導電路(トラック)が形成され、最終的に発火する現象を指します。

    トラッキング火災が発生する仕組み

    通常、電気回路の間には絶縁体があり、電流が漏れないようになっています。しかし、以下のステップを経て火災へと発展します。

    制御盤特有の「盲点」

    制御盤内は密閉されているため、外からは異常に気づきにくいという盲点があります。さらに、トラッキング現象は「製品のスイッチがオフの状態」でも、元ブレーカーが入り通電しているだけで進行するため、夜間や休日、無人の時間帯に突如として出火する恐れがあります。総務省消防庁によると、令和6年度において分電盤による火災は34件発生しており、そのうち2件がトラッキング火災によるものです。

    もちろん、盤内を定期的に清掃し、ホコリを溜めない環境を作ることは基本であり重要な対策です。しかし、機器の奥深くや複雑な配線の隙間まで完全に清掃することは難しく、目に見えないレベルの結露や経年劣化までを防ぐことには限界があります。 

    トラッキング火災が企業にもたらす「本当の代償」

    制御盤の火災の被害は機器の故障だけで済むものではありません。会社全体を揺るがす事態に直結します。

    ダウンタイムによる膨大な損失: 制御盤は生産設備や、建物の維持に関する設備(空調・ポンプなど)を管理するための、工場の心臓部ともいえる存在です。                      基板やケーブルが焼損すれば、代替品の調達や配線の引き直しに数日から数週間を要します。その間の稼働停止による損失額は計り知れません。                      連鎖的な火災被害: 盤内で発生した火災が隣接する設備や建物全体に燃え移れば、被害は取り返しのつかないものになります。                                         サプライチェーンへの影響と賠償責任: 納期遅延が発生すれば、取引先からの信頼を失うだけでなく、契約上の損害賠償を請求されるリスクもあります。                        BCP(事業継続計画)の破綻: 防災対策の甘さが露呈することで、BCPの観点やサプライヤー・バイヤーからの評価が著しく低下します。                  

    制御盤火災の救世主 ―TOPPAN様の「FSfilm®(エフエスフィルム)」とは―

    これまでの自動消火装置は、高価であることや、設置スペースの確保が難しいといった課題がありました。そんな課題を一気に解決してくれる画期的な製品が、TOPPAN様の消火フィルム「FSfilm®」です。

    見た目はただのシート しかし驚きの性能が!?

    FSfilm®は消火効果の高いエアロゾルを放出する消火剤に、TOPPAN様のコーティング技術と透明蒸着バリアフィルム「GL BARRIER」を組み合わせることで、長期設置も可能な優れた初期消火効果を持つフィルムとして誕生しました。

    FSfilm®を導入する4つの圧倒的メリット

    私たちが防災担当者の皆様にFSfilm®をお勧めする理由は、従来の消火設備にはない現場目線のメリットがあるからです。

    ① 設置が極めて簡単(貼るだけ)

    大がかりな工事や電源は一切不要です。制御盤の内側の天面などに、シールのようにペタッと貼るだけで対策が完了します。既存の設備にも後付けが容易なため、導入のハードルが非常に低いのが特徴です。

    ② 省スペース・メンテナンスフリー

    薄いシート状のため、部品が密集している制御盤内でも場所を取りません。また機械的な部品を一切使用しないので、複雑な消火設備と違い点検の手間も軽減されます。

    ③ クリーンな消火

    消火剤はPFASなどの有害物質が一切使用されていないので、人体や環境にも安全です。また制御盤のみをピンポイントで消火できるため、周辺機械への影響も少なくできます。

    ④ コストパフォーマンスの高さ

    自動消火システムを構築する場合に比べ、圧倒的に低コストで導入可能です。リスクの高い箇所にピンポイントで対策ができるため、限られた防災予算を最大限活用できます。

    まとめ:未来の損失を、今日の「確かな安心」へ

    FSfilm®への投資は、単に火を消すためのものではありません。                                  事業の中断を防ぐ: 初期消火に成功すれば、生産ライン停止や火災被害を最小限に抑えられます。                                                  ブランドを守る: 「火災を起こさない体制」は、その企業が「安心・安全」というイメージを作り出し、顧客や株主からの信頼維持に直結します。                             人材を守る: 従業員が安心して働ける環境こそが、企業の持続可能性の根幹です。

    「何も起きなかった」という結果は、偶然ではなく、今日の賢明な投資が生み出す最高のリターンです。FSfilm®は、企業の未来を守るための「最も確実な投資」となります。

    まずは相談を

    トラッキング火災は、対策を怠ればいつかは起きるリスクです。ホコリ一つ、湿気一つで大切な設備が失われる前に、手を打つことが重要です。初田製作所の火災リスク診断で現状を把握し、FSfilm®で万全な対策を行うことで、貴社の資産と従業員の皆様の安全を守るお手伝いをいたします

    「あの時対策しておけばよかった」と後悔する前に。 防災のプロである私たち初田製作所に一度相談し、FSfilm®による「スマートな防火対策」を検討してみませんか?

    © TOPPAN INC.

    記事執筆者

    かずき

    2026に入社したカズキです。 防災に関するお役立ち情報や、過去のか火災事例から学べることなど、情報発信をしていきます。

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