【導入事例:SBSホールディングス様】3年間で30拠点の火災リスクを実施。メガベンチャーとして追求する、「止まらない物流」の裏側

今回お話をお伺いした企業様

  • SBSホールディングス株式会社
  • 物流品質管理部:部長 吉田 宣一様、プロフェッショナル 阿部 真之様
  • 本社所在地: 東京都新宿区
  • URL:https://www.sbs-group.co.jp/

本日のサマリー

課題

倉庫火災の増加と自社事故により危機感が高まり専門知識の強化が必要となった

対策

火災リスク診断を全社導入し経営層主導で統一的な管理体制を整備

効果

火災リスクの可視化で改善が加速、全社的に防火意識が向上し自走体制の構築を実現

物流業界のメガベンチャーとして躍進し続けるSBSホールディングス株式会社様。社会インフラの担い手として「安全・安心」を追求する同社は、グループ全体の防火体制を強化するため、弊社の「火災リスク診断」を導入されました。

2021年から3年間で実施した診断は、グループ会社を含め国内約30拠点。本部主導で第三者の視点を介入させることで、拡大し続けるグループ全体に質の高い安全基準を浸透させています。

現場での対策をどう実効性のあるものへと昇華させたのか。防災対策の最前線に立つご担当者様にお話を伺いました!

福井

はじめに、火災リスク診断を導入する前に抱えていた課題や悩みについて教えてください。

吉田様

当時、業界全体で倉庫の大規模火災が大きな課題となっていました。当社の物流センターで発生した火災はメディアでも大きく取り上げられ、大切なお客様の荷物を預かる物流企業として、火災リスクに対して何とかしなければと強く思っていました。

具体的な課題として、どのような場所や現象が火災に直結するのかといった専門的な知識をグループ全体でさらに深めていく必要がありました。

福井

解決策として、どのようなことを検討されていたのでしょうか?

吉田様

もともと、防火対策の方針はグループ各社に委ねられており、対策の内容や質にバラつきがありました。管理体制を統一させてこの「バラつき」を解消させることが急務でした。
そんな中、貴社と繋がりがあったSBSアセットマネジメントを通じて、「火災リスク診断」をご提案いただきました。実際に数拠点の診断報告書を見せていただいた際、その分析の細かさと具体性に驚き、「これなら自社のリスクを可視化できる」と確信したことが導入の決め手となりました。

福井

導入後、診断結果をどのように活用されていますか?

吉田様

診断報告書をもとに各社の執行役員クラスをメンバーとした「防火対策協議会」を発足させました。経営層が直接関与する場を作ることで、大規模火災への対策をグループ全体の優先事項として位置づけたのです。

福井

物理的な面や、予算面での変化はありましたか?

吉田様

非常に大きな変化がありました。これまでは設備改修の予算を確保することが難しかったのですが、診断によってリスクが「見える化」されたことで、各社で消防設備などの改修・購入等の予算をしっかりと計上するようになりました。消防法令上必要な設備に加えて自主対策品の導入も進み、現在は改善前・後の状況を一覧化してグループ全体で共有しています。

福井

働く方々のマインド面にも変化はありましたか?

吉田様

「全体が一気に変わった」という手応えがあります。「防火対策協議会」を通じて執行役員から現場担当者に至るまで、防火意識が以前よりも向上しました。コンセント周りの管理や消火器、防火戸の状態など、細かい部分への目配りができるようになったと感じています。

福井

今後の展望についてお聞かせください。

吉田様

現在は、診断未実施拠点にも診断を横展開しています。また、初田製作所さんには座学や実地研修といったレクチャーもお願いしており、そこで得た知見を各社が持ち帰り、自走できる仕組み(内製化)を整えているところです。

阿部様

もちろん、専門的な判断が必要な際は、すぐに初田製作所さんに相談できるという安心感があるからこそ、スピード感をもって進められています。特に担当営業さんにはコンサルタントとして非常に助けられており、防火担当者としての私の発言にも説得力が増したと感じています。

福井

最後に、導入を検討している企業へメッセージをお願いします。

吉田様

物流企業だけでなく、企業にとって火災は絶対に起こしてはいけないものです。万が一の際、火災保険の適応や引き受けに支障が出るリスクを考えても、事前の火災対策は不可欠です。
「やっておかないと後々まずいことになる」という危機感があるのなら、まずはプロの目でリスクを可視化することをお勧めします。

インタビューを終えて

物流倉庫は「お客様の荷物を預かる場所」という性質があるため、火災を起こしてしまった場合、企業としての信頼問題につながる大きなリスクがあります。そのような中、今回SBSホールディングス様における積極的な火災対策の取り組みの源流をお伺いすることができました。独自の取り組みとして、火災リスク診断を実施・改善して満足することなく、火災対策の内製化(自社で診断までできる体制構築)を実施されています。これからも火災対策のパートナーとして、SBSホールディングス様のお力になりたいと考えております!

 

初田製作所が実施する火災リスク診断は、2025年末時点で1700件以上の実績を誇ります。火災リスク診断だけでなく、消防設備点検や防火教育など防火に関するさまざまなお困りごとにも柔軟に対応が可能です!お気軽にご相談ください。

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